先日測定した50Ωの負荷に直列に挿入したカーボニル鉄コアを使ったインダクタの測定結果で、自己共振が観測されている。 これをシミュレーション上で再現するために、浮遊容量を追加したみた。
インダクタの実測結果を再掲すると..
これをシミュレーション上で再現すると..
これもやっぱりコアのせいか? と思って、確認するためにソレノイドコイルを作製して測定してみた。
というわけで、Qが低いのは、やっぱりコアのせいだと思われる。 90MHz付近に表れている減衰のアップダウンについては、不明。 スミスチャートで円を描いているところと関係がありそうだけど、いまの知識では解析できない。
再生検波ラジオでQの高いコイルを作ろうと思ったら、空芯のコイルがいいのかな? フェライトバーで作られたバーアンテナ等、市販品がたくさんあるのでフェライトはダメということではないと思うんだけど、これもおいおい実験していきたい。