再生検波回路のシミュレーションをしてみた。 デバイスは、デフォルトで用意されているJFETのJ310
を使った。
最初、直流電源を使ってやってみたけど、全く発振しない。 ネットで調べてみたら、電源を立ち上げないと発振しないみたい。 で、File Based Voltage Sourceというのを使って、電源を立ち上げるようにした。
コイルのデータは、試作して求めたもの。 33.2KΩの抵抗は、実測したQから求めた。
Vddは、0-10usで0V、10-20usで6.8V、20us以降は6.8Vと設定してある。50usあたりから発振が始まっているように見える。
発振が安定している300us以降の波形。 周波数を確認すると、9.62uH//300pFの並列共振回路の周波数と一致する。
波形が正弦波じゃないところが気になるけど、正帰還量を減らすと正弦波に近くなる。
ところが、正帰還量を極端に下げても、発振が止まらない。 AM検波は、発振する直前で動作させなくてはいけないので、これではシミュレーションできない。
困ったな・・。