何なのか全く覚えていないけど、何故か「ぺゾルド」という単語だけ覚えている。 暇だし気になったのでネットで調べてみたら、’Programing Windows’という本を書いたCharles Petzoldさんだった。 ぺゾルドさんに関するWikipediaの記事を読んでいたら、急に当時の記憶がよみがえってきた。
Windowsでプログラミングを始めたころ、日本語版の「プログラミングWindows」という分厚い本を買った記憶がある。 当時「ペゾルド本」と呼ばれて、Windowsのプログラミングをするためには必須の本だと言われていたと思う。
C言語で書かれていて、Windowsの枠を表示するためだけに相当長いコードを書く必要があって、窓枠を表示させるだけで力尽きてしまうほどだった。
しばらくしてBorlandからDelphiというTurbo Pascalベースのプログラミング言語が発売された。 これは、Windowsの窓だけでなく窓の中に配置するボタンやテキストボックスなどのコンポーネントまでドラッグアンドドロップでできてしまうという画期的なものだった。 当時数万円だったけど早速購入して使っていた。 その後、Delphi開発者のHejilsbergがMicrosoftに移ってC#が発売されたので、C#に乗り換えた。
Borland社がなくなってDelphiもなくなったと思っていたけど、これも調べていたらまだ生き残っていた。 Embacaderoという会社から今も発売されているみたい。
無償のCommunity Editionがあるみたいなので、ちょっと使って見たい気もするな..。