小さな積層セラミックコンデンサとの比較で、外形の大きなセラミックコンデンサの特性を測定してみた。
LCRメータで容量を測定したら、捺印通り0.1uFだった。
VNAで特性を測定してみた。
直列共振周波数が少し上がったけど、小さな外形の積層セラミックコンデンサとほぼ同じになった。
共振周波数からインダクタンスを計算してみると、0.09uHだった。
コンデンサ自体の特性に差がなさそうなので、リードだけの特性を測定してみた。
だいぶ傾いているけど、ちっやいことは気にしない。
VNAで特性を測定してみた。
低い周波数を除いて、セラミックコンデンサとほぼ同じ特性になった。
リアクタンスからインダクタンスを計算してみると、0.13uHだった。
リードの長さや形状が違うので多少の差はあるが、セラミックコンデンサの共振周波数を超えた領域の特性は、単なるリードとほぼ同じであることが判った。
まあ、あたりまえの結果かもしれないけど実際測定してみるとなかなか面白い。
いままで、バイパスコンデンサは直列共振周波数以下で使わないといけないと思っていたけど、この特性を見ると0.1uF一種類で60MHzぐらいまでは使えそうだな..。