QucsでSパラメータのシミュレーションをしてみた。
実測と比べると、S11は相当違う。 S21もかなり違っている。 まあ、シミュレーションだからこんなもんかな。
実際に使ってみたらどうか?ということで、SDRPlayに繋いでみた。
マグネティックループアンテナを直接接続して、ラジオNIKKEIを受信している状態。
作製したRFアンプを繋いだ状態。 明らかに信号強度が上げっている。 ノイズフロアも上がっているけど..。
FM放送を聞いてみると、アンプ無しでは聞こえなかったローカル局も微かに聞こえるようになった。 かなり広帯域で使えるという感触だけど、やっぱり入力側に同調回路を入れたほうが、余計なノイズを拾わなくてよいかも。
次に、出力をコレクタから直接出して、高周波段を取り除いた再生検波ラジオに繋いでみた。 今回作製したRFアンプの出力インピーダンスが低いせいか、再生のかかりが悪くなった。 それでも、従来はマグネティックループアンテナを繋いだ時にはほとんど信号が受信できなかったけど、RFアンプを接続すると放送が聞こえる。
という訳で、ちょっとこのままでは受信機には使いにくという印象。 スペアナなど測定器に使うことが考えられるけど、ゲインが周波数に対してフラットでないので、これもちょっと使いにくなぁ..。