自宅のアンテナは、適当にワイヤーを張ったものにATU(FC-40)をつないで使っている。 最近、ローディングコイルを少し変更したら7MHzのマッチングが取れなくなってしまった。
試行錯誤じゃなくてちゃんと設計したいと思い、このブログを始めたころに作ったATUのマッチング範囲を予測するためのソフトを作りなおしてみた。
できたソフトを検証するために、MMANAでモデルとなるアンテナのインピーダンスを算出してみた。
全長20mの逆Lアンテナ。 ちなみに自宅のアンテナは、地上高が低くて全長が12mぐらい。
給電点のインピーダンスを計算した。 ATUを使わない場合のSWRは130。
今回作成したプログラムで、SWRの低い順から5つの結果を表に出力した。 π回路ではSWRが97以下に下がらないけど、L回路では1.2程度まで下がっている。 ATUを使えばマッチングするという結果になった。
この値が妥当かどうか、Qucsで検証してみた。
Qucsで等価回路を構成して、S11を測定してみた。1から30MHzまで振ってみると、7MHz付近でマッチングしているのが判るが、細かい数字までは一致していない。
あたらずとも遠からず..みたいな結果になったけど、まだ、バグがあるかもしれないので、もう少しいろいろやってみたいと思う。