次にコイルです。
T50-6に25回巻きです。 インダクタンスは、LCRメータでの測定で2.4μHでした。
68.6MHzあたりで、自己共振が見えます。 7MHzでのRealZは、VNWAの入力インピーダンスとほぼ同じです。 7MHzでのImagZは、インダクタンスを計算すると2.41μHとなり、LCRメータの測定値とほぼ一致します。
通過特性をRealZとImagZから計算すると、-6.51dBとなり大きな差が出ました。
オシロスコープで入力波振幅と透過波振幅を測定し、損失を計算した結果は、7MHzでは、-9.28dB、50MHzでは、透過波の振幅が小さく測定不能でした。
やはり、通過特性の測定方法に問題があるように思われます。