しばらく、クリスタルフィルターを作製して遊んでみたい。 まずは、クリスタルフィルターに使用する水晶振動子のパラメータを抽出する。
VNWA3には、Crystal Analyzerという機能があって、水晶振動子のパラメータが簡単に抽出できる。 まず水晶振動子のS11パラメータを求める。
次に、Crystal Analyzerを立ち上げて、Auto-Optimizeをクリックすると、パラメータが抽出できる。
ちなみに、QcusのLibraryにcrystalがあるので、抽出したパラメータを使ってシミュレーションしてみた。
スミスチャートが、きれいに等レジスタ線に沿っているけど、実測ではかなりみだれている。 キャリブレーションに問題がありそうだけど、とりあえずこのまま進める。
次にDishalというCrystal Filterの設計ソフトを使って、CW用のフィルターを設計してみた。
さらに、設計したクリスタルフィルタのシミュレーションをQucsを使って行った。
実際に作製してみたらどんな特性になるのか試してみたい。