• 本当は、田舎に庵を建てて隠遁生活したいけど、先立つものも無いので自宅で..。

Si5351A マニュアル解読(3)

昨日で終わったつもりだったけど、レジスタマップの表にも結構重要なことが記載されているので追加。

Register16: CLK0 Control
Bit6: MS0_INT Multisynth 0 Integer Mode.
CLK1、CLK2には、偶数のことについて記載してあるけど、何故かCLK0では記載なし。 記載漏れなのか、もともと機能が違うのか不明。 また、“delay offsetが指定されている時は、fractional modeが必要”と書いてある。 これ、結構重要な話だから、ちゃんと本文に書いて欲しいな..。
Bit1-0: CLK0 OUtput Rise and Fall time / Drive Strength Control
この設定で出力のドライブ電流を四段階調整できる。 これもノイズ低減には役に立ちそうだから本文にちゃんと説明が欲しい。

Register17: CLK1 Control
Bit6: MS1_INT Multisynth 1 Integer Mode.
CLK0と違って、“分周数が偶数の時には、強制的にinteger modeになる”と記載されている(CLK2も同じ)。CLK0と機能がちがうんだろうか..。

Register183: Crystal Load Capacitance Selection
水晶振動子の負荷容量の設定をBit7-6でするようになっているが、Bit5-0には010010bを設定しなければいけないので注意が必要。 秋月モジュール(負荷容量8pF)の場合は、0x80じゃなくて0x92を設定する必要あり。 ちなみに、0x80を設定した場合、どういう影響が出るのか不明。

このマニュアル、typoが多いし意味不明の箇所もたくさんある。 最終的には、実際に動作させて確認してみることが必要だ。

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