今日は、同軸ケーブルを巻いたタイプのコモンモードフィルタ。
コアは、昨日と同じFT240-43。 同軸は、1.5D-2Vを使用。 巻き数は、13回。
同相と差動のインダクタンスは、同相 168.1uH、差動が 0.3uHだった。 差動のイン抱くタンスは、芯線と網線がほぼ同じように巻かれているのでほぼ0になった。 同相は、昨日のフィルターの値とほぼ同じ。
それぞれのインピーダンスの周波数特性を測定した。
差動
マーカーを設定しわすれているが、51MHzあたりに自己共振がある。
同相
自己共振周波数は、5.2MHzと下がった。 容量が増えたせいだろうか? 思ったよりインピーダンスが低い。 7MHzあたりでは効いていそうだけど、上のバンドではフィルタとして機能しているのだろか。
差動での伝送特性を測定した。
インピーダンスの乱れもそれほどなく、ロスも少ないので特に問題なし。
このフィルタの効果は、実際に不具合が起きていそうな場所のコモンモード電流を測定するしかないかな..。