まだアナログテレビだった頃、TVI対策用にクランプ式の高周波電流計を自作していた。 その後、デジタル化されてTVIは全くなくなり、ジャンク箱に放り込んでおいた。
今トラブっているFT8の回り込み現象をもう一度一から検討しようと思って、ジャンク箱を探してみたらあったので復活。
トランシーバーにダミーロードを繋いで、繋いでいる同軸ケーブルで測定してみたら電流値は0。 トランシーバのSWRメータも全くふれず。 整合がとれているので、教科書通りコモンモード電流は流れていない。
次にいつも使っているATUを繋いだワイヤーアンテナに繋いでミニマムパワーで送信しながら、FT8で使用しているPCと繋いでいるUSBケーブルで測定してみたら針がビンビン触れる。 これもまあ予想通り。 いよいよ、パッチンコアやトロイダルコアを付けてその効果を測定しようと思っていたら、送信のコントロールに使っていたパドルを絶縁する自作のアイソレータの電源LEDが突然消えた。
そうこうしているうちに、ATUのマッチングが全く取れなくなった。
ムムム..。 久々に実験しようと思ったのに..。 完全に戦意喪失。
気分悪いからまたゲームでもしよ..。