2SC1815を使った広帯域アンプを実際に作製して、特性を測定してみた。
回路は、左図の通り。
ランド方式で作製。
特性を測定してみた。 入力に50dBのアッテネータを挿入している。
ゲインは、1MHzで36.5dB、6.115MHzで33.2dB、100MHzで12.9dB。 ピークでは、40.16dB@2.06MHzとなった。 入力インピーダンスは、10MHzあたりまでは、ほぼ55Ωで安定している。 エミッタ電圧から算出したコレクタ電流は、約20mAだった。
Qucsでのシミュレーション結果とは、周波数特性の傾向はだいぶ違うけど、ゲインや電流値はほぼ同程度になっている。 まあ、これが現実なんでしょう。