実測したアンテナインピーダンスを用いて、ANT→送信機(50Ω)の方向へ解析してみました。
7MHzの結果です。
中央の緑の円は、SWRで内側が1.5、外側が2.0です。 パイ回路では、swr=1.0の組み合わせが存在しています。一方、L回路ではぎりぎり1.5の組み合わせが数点存在します。
一方、14MHzでは、
パイ回路もL回路も、swrが2.0以下になる組み合わせは存在しません。
実際には、14MHzではマッチングが取れていますので、シミュレーションと現実とが一致しないという結果になりました。
14MHzのアンテナインピーダンスは、完全に容量性になっている(実部がゼロ)というのも少し怪しいのですが、なぜこうなったのか、もう少し悩んでみる必要がありそうです。