QucsでSpiceModelを使う方法をネットで調べてみたら、QUCSCONVという変換ツールがあるらしいことがわかった。 Qucsのフォルダを調べてみると、”qcusconv.exe”という実行ファイルがあったけど、起動できない。 qucsconvについてネットで調べてみたけど、ほとんど情報がなかった。
あきらめて、今度は、QucsStudioの本家サイトのExampleページで”SPICE_import.qucsというパッケージを見つけた。
QucsStudioを起動して、Project→Extruct Packageでパッケージファイルを展開すると、”SPICE_import”というプロジェクトが生成され、それを開くとこんなページが現れる。
このページの説明によると、インポートの仕方が4つ説明されている。 で、一番目のものを試してみた。
spice_models.cirファイルを開くとSpiceのデバイスモデルが表示される。 巷に落ちているSpiceModelは、直接使えるものは少ないようなので、このファイルはエラーが出た場合、どのように修正したらいいかの参考になる。 この状態でF2(Simulateのショートカット)を押すと、.cirファイルに変換される。
デバイスの形になっているので、これを使用してシミュレーションをやってみた。
一応それらしい結果になっている。
一応、Spice用のデバイスモデルをQucsにインポートする方法は解ったけど、インポートに失敗したときにどういう風に修正すればよいかが不明なので、もう少し調べてみる必要があるな..。