回路実験でモチベーションを保つのは結構たいへんです。 再生検波ラジオが思ったように改善できず、放り出してダイレクトコンバージョン受信機を作製したのですが、こっちはあっけなく完成してしまって少し拍子抜けでした。
ほどよく難しいテーマがいいのですが、そううまくはいきません。
ダイレクトコンバージョン受信機がうまくいった勢いで再び再生検波ラジオに挑戦です。
K8TNDが設計した回路を参考に作製しました。 ティックラーコイルで再生をかける一般的な回路ですが、再生の調整をバリコンでなく抵抗で行っています。
前回の経験で、電源をバッテリーにしたら最初から7MHzのCWやSSBが聞こえました。 再生検波ラジオでは、電源のピュリティが結構重要かもしれません。
再生のかかりかたは滑らかで、結構いい感じです。 バリコンの入手は現在では困難なので、この方式の方がよいと思います。
同調用のバリコンやコイルに手を近づけると周波数がふらふら変わってしまうので、コイルをフィルムケースからトロイドへ、またバリコンをバリキャップに変更してみようと思います。