出力結果がよく理解できていないので、ダイポールアンテナをシミュレーションして結果を確認してみた。 使ったモデルはRFワールドNo.39に掲載されているもので、シミュレーション条件は変更している。 アンテナは、全長50mmの半波長ダイポール。
吸収境界条件は、PMLを選択。
XY方向のセルサイズは、2.5mm。 Z方向のダイポールを含むメッシュは2.0mm、それ以外は2.5mm。
全長50mmのダイポールをZ軸方向に配置。
給電点は、ダイポール中央。
図形制御
収束状態は、あまり良くない? マニュアルによると、平均電界と平均磁界が同じ傾きで減衰するのがいいと書いてある。
スミスチャート。 S11がテキストで出力されていないかと探してみたけどないみたい。
入力インピーダンス。 数値がファイルに落とされているので、そっちを見た方が解り易い。
リターンロス。
X軸方向から見た放射パターン。 ゲインが妥当かどうか不明だけど、放射パターンとしては正常のように見える。
Z軸方向から見た放射パターン。
入力インピーダンス。 リアクタンスが最小の周波数を共振周波数と見ると、実部は、73.3Ωでほぼ理論値(73.1Ω)と一致する。 虚部は、理論値(j42.5Ω)とはだいぶ異なる。
もう少し他のモデルでもシミュレーションしてみたい。