タップ付きのコイルのシミュレーションを行ってみた。 まずは、実際にコイルを作製して測定してみた。
コイルはFT37-43に10回巻き。 全体のインダクタンスは46μHで、センタータップとした。
マッチングのために出力側には150Ωの抵抗を挿入した。
ちょっと予想と異なる結果となったが、現実だからそのまま受け入れる。
Qucsでシミュレーションしてみた。
シミュレーションには、mutual inductorを使った。 結合係数は、適当に0.99とした。
入力インピーダンスがだいぶ違うけど、周波数に対する傾向は一致している。 挿入損失は、ほぼ同じとなった。
だいたいシミュレーションできているようなので、実際の回路をシミュレーションしてみることにしたい。