FT-8運用時の回り込み対策として、以前は無線機とPCを接続するUSBケーブルにUSBアイソレータを挿入していた。 ところが、しばらく使っている間にUSBアイソレータが動作しなくなってしまった。
という訳で、別の対策を検討することにした。 まずは、USBケーブルに乗っかっている高周波電流を実際に測定してみた。
コモンモード電流の測定は、これを使った。
フェライトコアは、特性不明のパッチンコアと
FT140-43とFT240-43。
7MHzで測定して結果、パッチンコアは効果なし。 FT140では、高周波電流が4分の1に、FT240では16分の1に減った。 意外だったのは、パッチンコアの効果がなかったこと。 簡単に装着できるので、結構使っていたけど意味がなかったかも..。
7MHzで実際にFT-8を100Wで運用してみたけど、特に異常はなかった。 コアが大きくてちょっとじゃまだけど、これなら破壊されることもなさそうなのでUSBアイソレータよりもいいかもしれない。