• 本当は、田舎に庵を建てて隠遁生活したいけど、先立つものも無いので自宅で..。

サイドバンドサプレッションをシミュレートしてみる

SDRハードウェアのサイドバンドサプレッションが思ったより悪いので、本当かどうかシミュレーションで確かめてみた。

I信号とQ信号の振幅の差を0.1%つけてみた結果

ampdiff0r001

負の領域にわずかに信号が見える。

この差を1%にすると..

ampdif0r01

かなり悪くなってくる。 

オペアンプに使用している抵抗は1%誤差品のため、この程度の差は現実的に起こりうる。

位相を微妙に振るのはソフト的に難しそうなので、1サンプル分ずらしてフーリエ変換してみた。

phasedif

こっちは、複素ミキサを使う意味がなくなるぐらい悪化している。

アナログ的に位相を合わせるのは結構難しそうだし、ソフト的にも難しそう..。 負領域のスペクトルを強引に消去して逆フーリエ変換するという荒業でも使うしかないかな..。

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