昨日の続き。
昨日はインダクタを測定したけど、インダクタは抵抗成分が小さいので、インピーダンス表示をした場合の実部がばらついて見えていたので、今日は1uHのインダクタと50Ωの抵抗を直列接続したものでやってみた。
20cmの同軸ケーブルで測定したもの。
1mの同軸ケーブルで測定したもの。 20cmのものとほぼ一致している。
1mの同軸の先端にターミナルを取り付けて測定したもの。30MHzあたりに少し乱れがあるけど、上の結果とほぼ一致している。
キャリブレーションで使った抵抗などが異なっているので、多少の差が出てもおかしくない。
という訳で、今の測定方法でもそこそこ測定できていると思われる。
それにしても、昨日測定したあの大きな乱れの原因は何だったんだろう。 自分の都合のいいデータだけを採用しないで、意図しない結果の原因を追究していくと、思わぬ発見につながることがあるけど、まあ、そこまで追求する元気もないので、”ワイヤーアンテナのインピーダンスが測定できる”という前提で更に実験を進めていきたい。