一般的には低周波領域で使用する可変抵抗器だけど、簡易アッテネータとしてアンテナと高周波段の間に挿入して使うことがある。 どれくらいの減衰量があるのか気になったので、測定してみた。
10kΩの可変抵抗器で、5kΩに設定して測定した。
VNAで測定してみた。
予想どおり、抵抗とコンデンサの並列接続になっている。
減衰量は、周波数が上がるにつれて減少しているけどHF帯程度なら使用できそう。
Qucsでモデルを作ってみた。
上のアドミタンスのグラフから容量値を計算すると0.92pFになった。
その値を入れてモデルを作成し、シミュレーションしてみたらVNAでの測定結果とほぼ一致した。
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