M型かUHF型か不明だけど、現用のアンテナでも所々で使っている同軸コネクタの特性を測定してみた。
以前、M型コネクタは整合が取れていないと聞いたことがあったし、大昔75Ωの同軸を使っていたころも、M型コネクタには75Ω用とか50Ω用とかなかったので、特性インピーダンスは適当なのかと思っていたけど、ちゃんと50Ωになっているみたい。
2つのSMA-J⇔UHF-PコネクタをUHF-J⇔UHF-Jコネクタでつないだ状態で測定した。
VNAでの測定結果
ほぼ50Ωで整合が取れているけど、少し静電容量が見える。
サセプタンスの値から容量値を計算すると1.85pFとなった。
Qucsでモデルを作って、シミュレーションしてみた。
求めた容量値を入れてシミュレーションしてみたら、ほぼ実測と同じ結果になった。
特にインピーダンスの乱れが無いようなので、アンテナケーブルの間に何個か挿入しても、ほぼ問題なさそう。
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