最近暑いので、半田ごてを握る気がしない。 こういう時は、シミュレーションで遊ぶのがいい。
で、今日は複同調回路を設計して、特性をシミュレーションをしてみた。
例によって、AADE Filter Designを使う。 中心周波数7.015MHz、幅700kHzで設計した。
![Double Tunes Circuit](https://atliqu.com/wp-content/uploads/2021/08/DTC5.jpg)
これをQcusでシミュレーションしてみると..
中心周波数がすこしずれている。 素子の値を3桁ぐらいに省略しているせいかな?
![Double Tuned Circuit](https://atliqu.com/wp-content/uploads/2021/08/DTC4.jpg)
減衰特性は..
中心周波数が少し高いほうにずれている。
![Double Tuned Circuit](https://atliqu.com/wp-content/uploads/2021/08/DTC6.jpg)
これをQucsでシミュレーションしてみると..
むむ..。 中心周波数が低い方にずれている。
![double Tuned Circuit](https://atliqu.com/wp-content/uploads/2021/08/DTC7.jpg)
ちなみに、50Ω-141Ωのマッチング回路をQucsで設計してシミュレーションしてみると..
AADEとほぼ同じ特性になった。
むむ..謎。