• 本当は、田舎に庵を建てて隠遁生活したいけど、先立つものも無いので自宅で..。

4:1 Un-Unの特性を解析してみる(3)

だんだんドツボにはまってきた感じがするけど、とりああえず続けてみる。

これまで負荷には、純抵抗だけ接続していたけど、リアクタンスを接続してみた。 当然、リアクタンスも4分の1になると思ったけど、そうでもない。

4to1_124uH200ohm_Qucs

Un-Unのインダクタンスは、FT240-43に10回バイファイラ巻きしたと想定して算出した値。

レジスタンスが微妙に4分の1からずれている。

リアクタンスから算出したインダクタンスは、2.46uHとなり、これも4分の1から微妙にずれている。

ちなみに、容量を接続してみると、

並列共振が認められる。 この共振周波数からインダクタスを求めると495uHとなり、これはUn-Unを2次側から見たインダクタンス、496uHとほぼ一致する。

共振周波数から離れた周波数では、レジスタンスは50.3Ω、キャパシタンスは53Ωとなり、それぞれ4分の1から微妙にずれている。

Un-Unにレジスタンスとリアクタンスを直列接続したものを繋げると、微妙に4:1からずれるという結果となった。理想的なインダクタから構成されたUn-Unなので、理論上はぴったり4:1になると思ったんだけど、そうならないのが不思議だ。 シミュレータ上の問題なのか、それとも理論的にこうなるのか..。

謎は深まる..。

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