• 本当は、田舎に庵を建てて隠遁生活したいけど、先立つものも無いので自宅で..。

FT991Aオーディオ出力をスペクトル表示する(3)

昨日の結果は、少しバグがあったので修正。 それから、サンプリング周波数は、最大48000Hzだったので44100から48000に変更。 また、サンプリング期間を200msに伸ばした。 サンプル数は、9600になるけどFFTは2のべき乗のサンプル数に制限されているので、8192だけ使った。

CWでフィルターの帯域が500Hzの時。 フィルターの帯域部分だけノイズフロアが上がっているので、フィルターの特性がわかる。 ちなみに横軸は単に20分割しているだけで、0~8.2kHzを表示しているので一目盛りは、約410Hzになる。 信号はフィルター部分の上にでてくるが、小さくてよくわからない。

帯域50Hzにした波形。 ちょっと広いような気もするが、確かに狭まってはいる。

帯域500Hzで1200Hzシフトした時の波形。 確かに1200Hzほどシフトしているけど、ロスが増えたように見える。

帯域500Hzで、600Hzでノッチをかけた波形。 これも周波数は合っていそうだが、全体の帯域が広がっているように見える。 ノッチの幅もずいぶんと広い。 SDRPlayのノッチはスパッと狭い領域で見事にかかるけどな..。

次にSSBモード

帯域2700Hz。 ちょっと広いような気もするけど、そもそもいい加減な横軸なので、こんなもんか..。

帯域2700Hzで、1300Hzでコンツアーをかけた時の波形。 コンツアーという機能は、いまいちよくわからないけど、フィルターの形を見るとこんな風なんだ..。 ちなみにフィルターの形の上に2本でているのが信号波形。 CW領域の周波数で実験していたためCWが見えている。

という訳で、”だから何?”みたいな結果になったけど、まあ、自分としてはなかなか興味深かった。

また、NAudioを使うと、比較的簡単にマイク入力のキャプチャや高速フーリエ変換ができることが判ったことは収穫だった。 以前は、winmm.dllを使って書いていたけど、随分面倒だった。

あまり実用的でないので、これ以上深追いするのはやめて、次は、周波数をスキャンしながらSメータを読み込んでバンドスコープみたいな使い方ができないか実験してみようかな..。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA