我が家のアンテナは、2階のベランダに建てたイレクターパイプで作製した短いポールと、猫の額ほど広くない庭にある植木の間に張った約10m程度のワイヤーです。
そのワイヤーにYaesuのFC-40というアンテナチューナを接続しています。
その状態で、1.9,3.5,10MHzを除いた7,14,18,21,24,28,50MHzは、チューニングが取れました。
これを、何とかオールバンドに対応したいと思い色々試してみました。
まずは、アンテナチューナーとワイヤーの間にコイルを挿入してみました。
コイルは、30mmΦのベークボビンに0.65ΦのUEWワイヤーを巻きました。
巻き数は、色々試した結果40回としました。 インダクタンスは、31.4μH(LCR45で測定)でした。
このコイルを挿入すると、3.5,10,18,21,28MHzはチューニングがとれるようになりましたが、その他のバンドはチューニングが取れません。
結局、完全なマルチバンド化はあきらめクリップのついたコードで、ローディングコイルを入れたりショートしたりする構造にしました。
ちなみに、1.9MHzは,10mのワイヤー長では短すぎると思い諦めました。
3.5と10MHzに出る時には、ベランダに出て切り替えなくてはいけないので、かなり面倒なのですが、当面これで運用します。