OpenFDTDで遊んでいるけど、RFワールドの記事での解説と実際のソフトウェアにはだいぶ差がある。 RFワールドの発行は2017年だから、オープンソースで日々進化しているソフトの宿命でしょうがないかもしれないけど、RFワールドのサイトで提供されているバージョンとも合っていないので本の解説を参考にするとちょっと使い辛い。
現バージョンのOpenFDTDのヘルプには正しい情報が載っているので、今更本を購入するよりも、こっちを参考にしたほうがいいかも。
で、反射板として完全導体をダイポールから半波長だけ離して置いてみた。
ダイポールを自由空間に垂直に置いているので、X-Z平面に完全導体のプレーンを置いた。 ちなみに、表示されている座標軸は原点が0でなく、中央(赤字の1付近)が0になっている。
図で左側に導体プレーンがあるので、右方向に少しビームができているのが判る。
3次元の放射パターン。 理由は解らないけど、ダイポールのある場所と放射パターンの描画されている場所が空間的に離れて表示される。
表示設定がおかしいのかも。
本当は、地表面を入れてシミュレーションしたかったんだけど、地表面の物性値が判らない。 必要な物性値としては、比誘電率、導電率、比透磁率、導磁率なんだけど、導磁率って何?
という訳で、なかなか面白そうなんだけど、使いこなすにはまだまだ修行が足りなそう..。