ハードとソフトが一応できたので、実際に動作させてみた。
アンテナアナライザの信号を入力すると信号が検出されたけど、ちょっと期待していたものと違う。片側のサイドバンドしか出力は、出ないと思ったんだけど..。
自前の複素ミキサーシミュレータで確認してみた。
実数だけのRF信号(4kHz)と実数だけのLo信号(6kHz)をミキサに入力した時の出力
教科書通り、正領域の和の10kHzと差の2kHz、負領域の和-10KHzと差-2kHzがそれぞれ出力されている。
実機では、RF信号(実信号)は6.062MHzで、Lo信号(複素信号)は6.074MHzに設定しているので、和は12.136MHzとなり、これはオーディオ帯域からかけ離れているので信号にならない、一方、差は12kHzとなって正のスペクトルで表示される..と思っていたのだけど..。
何が違うんだろう..。
まあ、複素シミュレータも自作なので、どこかで考え違いをしている可能性もあるけど、さて、どうしたもんかなぁ。