7MHzの受信機の作製のための予備実験です。
前振りが長くなるのですが、CW用受信機のためにネットオークションで帯域500Hz、中心周波数9MHzのクリスタルフィルターを入手しました。
BFO用のクリスタルを探したのですが、市販されている適当なものはありません。水晶振動子を作製しているメーカーに問い合わせたら、¥4500との回答でした。 フィルター本体より高いです。 というわけで、Si5351を検討することにしました。
Si5351は、3出力のプログラマブル発振器です。 原発振を一旦PLLで逓倍して、その後分周することで2.5kHz~200MHzまでの周波数を得ます。
3出力ですが、PLLは2回路しかないので、独立にコントロールできるのは2出力だけです。 今回は、16MHzのVFOと9MHのBFOとして使用する予定です。
秋月で購入したSi5351モジュールをATMega328でコントロールしています。
左にあるのは、3.3Vのレギュレータです。
回路や制御プログラムは、ネット上でたくさん公開されているものとほぼ同じです。
出力は方形波です。 随分頼りない波形ですね..。
スペアナで見てみました。 スペアナは、SDRPlayを使ってみました。リリースされているスペアナのソフトはβバージョンなのですが手持ちのスペアナ機能のあるツールの中では、一番手軽に使えるのでちょっと見るだけの時に使用しています。 40dBのアッテネータを入れています。
もともとバックグラウンドがこんな状態なので..
まあ、バックグラウンドを考慮しても余計な成分出まくりですね。 オシロの波形からしても想像は付きましたが..。
こんな状態でVFOとして使えるのでしょうか??
まあ、やれるところまでやってみましょう..。