QucsはSパラメータのシミュレーションができるので、VNWA3との相性がいいんだけど、測定結果とイマイチ合わないので、ちょっと真面目に考えてみたいと思う。
まず、インダクタから。
FT140-43に4回巻きのインダクタを作製した。 インダクタンスは、13uH@200kHzだった。
左はVNWA3での測定結果。
これをQucsでシミュレーションした。 結果は、さすがに教科書通り。 実測値とは、傾向は似ているものの随分と異なる。
実測では、等レジスタンス円から抵抗の高い方へ歪にずれている。 考えられるのは、インダクターの抵抗成分だけど、周波数依存性があるように見えるので、それだけでは説明が付かなそうだな..。