といっても、きちんと解析できたわけじゃない。
ワイヤーアンテナに4:1 Un-Unを挿入してマルチバンド化を行って、とりあえずうまくいっているので、結果オーライの状態なんだけど、巻き数の最適化とか、実際どんな動作になっているか理解できていない。
ちょっと挑戦してみた。
まず、結合係数が1の理想的な状態。 巻き線のインダクタンスは、1uHとした。
スミスチャートの軌跡からわかるように、信号源から見たインピーダンスは、1uHと50Ωの並列接続になっている。 50Ωは負荷側の抵抗が200Ωなのでその4分の1、1uHはL1のインダクタンスと同じになっている。
1MHzから60MHzの周波数範囲で、200Ωの負荷が50Ωに変換されていることがわかる。
インダクタンスの影響をしらべるために、L1、L2のインダクタンスを100uHにしてみる。
1uHの時と同じように、100uHと50Ωの並列接続になっている。
結合係数が1の場合は、信号源からみたインピーダンスは、L1と負荷抵抗の1/4との並列接続になる。
この結果は予想通りだけど、k=1は実際にはあり得ないので、ちょっと小手調べ..。
次回に続く..