VNWA3には、Crystal analyzerというツールがあって、水晶振動子のパラメータを測定できる。
作製したCohnタイプの特性が期待したほど良くなかったので、もう一度水晶振動子の測定から始めることにした。
実際に組み立てたフィルターをばらして、4個の水晶振動子のパラメータを測定した。
共振周波数はそこそこ揃っているけど、他のパラメータは、結構ばらついている。
このパラメータを使って、Cohn Filterを再度シミュレーションしてみた。
フィルターの中心周波数は、実際のフィルターに近づいた。 ただ、リプルは前と同じで改善されていない。
こういう特性なんだろうな..。
帯域が可変できるクリスタルフィルタを実験するつもりだったけど、基の特性がイマイチなので、ちょっと先に進めなくなった。 弄れるパラメータは、容量値と入出力インピーダンスだけなので、適当に弄ってみるか..。