Quadurature VFOを想定して、Si5351AのVCOの最低周波数と位相オフセットを確認してみた。
VCOの発振周波数は、200MHzで正常動作、150MHzでは出力を1182kHzにしても、1500kHz付近が出力された。 従って、残念ながら中波帯は1580kHzより高い周波数でないと使用できない。
また、マニュアルにdelay offsetを設定する場合は、fractional modeに設定しろとあったのでやってみたけど、周波数を変更する度にPLLリセットをかけないと位相差が正常に保てないという現象は改善されなかった。
結局、Si5351AでQuadurature VFOを実現するのは難しいという結論になった。 ただ、ネット上にはSi5351AでQuadrature VFOを実現している記事がたくさんあるので、ミキサの回路によってはリセットをかけてもノイズが気にならないということがあり得るのかもしれない。